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やっぱり飛行機はこわい!桜はうつくしい!

4月1日に韓国から帰ってきた。出演者の歌の録音、ゲネプロ、初日本番をみて、朝、8時45分の飛行機で帰国。日本は、すごく暖かく、自宅に帰ったら早速お花見でも、と思っていたが、その日は超早朝出発だったので、寝ていないし、連日ずごく慌しくヘロヘロだったせいか、自宅についても食事ものどに通らない状態で、ただ横になっているしかなかった。
昨年末から今日までのことを考えると、風邪などはひいたが、よく体と心がもった!と我ながら驚きだ。しばらくは、練馬にへばりついてゆっくりしたいものだ。
しかし、韓国へ行くときの飛行機!ほんとうにヤバカッタ。飛行機嫌いなのに、なぜかひとりで乗らなければならなくて・・・・。でも、となりに座っていた女の人は、日本に留学しているということで、日本語バリバリ。いろんな話しをして、すっかりなごやかに打ち解け、食事もして、な~んだ、金浦なんてひとりでも全く平気!とすっかり自信いっぱいなっていた矢先、飛行機が揺れ始めた。だんだん半端な揺れではなくなり、がく~んと地の底まで下降した感じになったかとおもったら、ぐわ~っと浮上したり、そのたびに客席は「きゃ~」。私の、ひざの上にあったカバンも飛んだ。そのうちカミナリも!とにかく金浦空港に降りようとしているが気流が悪いのだ。窓の外は雲だらけで何も見えない。何回も降りようとするのだが、降りることができない。とにかく揺れて、揺れて、揺れて、今にも落下しそう。となりの彼女と私は、手を握り合い恐怖におののいているばかりだった。金浦上空で1時間30分、飛行機は、カミナリもお供に連れ、ふわ~、ひゅ~、ガタガタ、ずと~ん、ぐらぐら、ぎし~の状態だったのだ。航空機事故に遭遇するってこういうことなのか、とすっかり最悪の気分になっていた。そういえば、今回の韓国行き、何か気がのらなかったし・・・・とも。4回目の挑戦がダメならインチョン空港へ行きます(最初から行って欲しかった)ということだった。そして、4回目の挑戦で、やっと金浦に降りることができたのだ!滑走路に機体が降りたとたん、客席から大きな拍手!拍手!
ちょっと若めの客室乗務員さんも、金浦でこんな経験初めてです。日本人の男の人は、名刺に遺言を書こうと思いました。別の人は、また日本へ帰らなければならないとおもうと、今から憂鬱、と。私も、帰らなければならない身の上。もう、飛行機はやだ!釜山から、船で九州までかなと、真剣に考えていた。歩き始めたとき、足がガクガクしていたのはいうまでも無い。

                           *
桜はやっぱりうつくしい。あそこの桜はどうかしら?あそこのは?と、また、来年まで会えなくなってしまうから、と切羽詰った気持ちになり毎年、いろいろな場所に確かめにいってしまう。今年も、疲れているのに、車でいろいろなところの桜に会いに行った。
今日は、ホルダー心電図をつけに順天堂に行った後、小石川後楽園を歩いた。庭園の桜もうつくしい。飯田橋から総武線に乗り市谷までの桜をながめ、中野からバスにのり哲学堂周辺の桜を車内から見た。実は、散り行く桜を見るのは、好きじゃない。あの花吹雪は絵にはなるのだろうけれど、私にとってはさびしすぎるのだ。満開の桜をながめるほっこりした気分にはなれない。散る花びらを全部抱きしめたい気分になる。花びらがみんな私に向かって散ってきたら、思い切り抱きしめるものの。桜が散り始めている。きっと明日くらいから、桜をあえて見ようとはしなくなるかも・・・・。
さーて、4月はできるだけゆっくりとした時間をもつぞ~。


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